ソフトバンクグループは、目的に応じて自律的に業務を進める「AIエージェント」を活用し、AIみずからが業務を効率化する別のAIを開発していく新たな仕組み作りを目指す計画を明らかにしました。
インターネット上の検索や業務の効率化などで生成AIの活用が進む中、企業の間では、利用者が詳しい指示を出さなくてもAIが目的に応じて自律的に仕事を進める「AIエージェント」と呼ばれる技術を開発する動きが広がっています。
こうした中、ソフトバンクグループの孫正義社長は、16日、グループの取引先などを集めたイベントで講演を行い、AIエージェントの活用を進めていく考えを示しました。
孫社長は講演の中で、「人間がAIをプログラムする時代は終わろうとしている。AIがみずからプログラミングして、最終的には開発に人間が携わらないそのプロセスを走らせている」と述べました。
そのうえで、AIみずからが業務を効率化するための別のAIを開発していく新たな仕組み作りを目指す計画を明らかにし、「あらゆるシステムのデータをAIエージェントが学習し、AIエージェントがみずから増殖していくような世界で初めての仕組みを作っていく」と述べました。
会社では、予定の管理や取引先との交渉、会議資料の作成など、担当業務に合わせたAIエージェントの開発を進めているということで、開発の規模について孫社長は「グループで年内に10億のエージェントを作りたい。彼らが24時間365日、一生懸命働いてくれることになる」と述べました。
AIエージェントをめぐっては、富士通やNECなども開発を進めていて、今後どのように活用が広がるか注目されます。